学術集会

第12回看護教育研究学会学術集会

変革の時代における看護教育-思いやりの心を表現する「看護倫理」-

月日:2018年10月20日(土)終了しました。
会場:日本大学文理学部 百周年記念館2階国際会議場( アクセスキャンパスマップ

リーフレット:pdfファイル
ポスター:pdfファイル

参加費
一般:5,000円(事前申し込み),5,500円(当日)
学生(大学院生を含む):1,000円(当日受付にてお支払いください。受付にて学生証の提示をお願いします。)
※非会員の方も参加費のみで聴講可能です。
※会員の方で年会費(5,000円)未納の方は当日受付にてお支払いください。

参加費の事前支払いについて
下記口座へお振込ください。
 銀行名:ゆうちょ銀行
 口座記号・番号:00110-5- 433244
 加入者名:看護教育研究学会

振込の際は,「青色」の払込取扱票をご利用いただき,振込手数料は各自でご負担ください。また,通信欄に内訳をご記入ください。 (例:学術集会参加費 5,000円,弁当代 1,000円,学会年会費 5,000円)

学会会場について 
配布された抄録集の61ページに掲載されているキャンパスマップでは百周年記念館の位置が記載されていませんでした。ご迷惑をおかけし申し訳ございません。百周年記念館は正門の向かいになります。(60ページの地図を参照ください。)詳細は日本大学文理学部の キャンパスマップのページ を参照ください。

懇親会について
学術集会終了後,各地でご活躍中の皆様との情報交換や懇談の場として,懇親会を企画しました。皆様のご参加をお待ちしています。
日時 2018年10月20日(土)17時より(総会終了後に開催します)
会場 日本大学文理学部百周年記念館2階
会費 3,500円(会費は当日受付にてお支払いください)

演題申込について(終了しました)
 演題申込書と抄録原稿を下記メールアドレスまで送付してください。

  • 演題申込書:wordファイル
  • 抄録原稿フォーマット:wordファイル
  • 送付先メールアドレス: congress2018 nihonkango.jp (変更しました)
  • 申込締切:8月31日(金)

第12回看護教育研究学会学術集会開催にあたって

学術集会長 角 智美(茨城県立中央病院 看護教育支援室)

 本学会は,これまで「変革の時代における看護教育」をメインテーマとして,時代に即した課題を取り上げて参りました。平成30年度は,思いやりの心を表現する「看護倫理」をサブテーマに講演とシンポジウムを企画いたしました。
 「思いやりの心」は英語ではcompassionと訳され,「共に苦しむこと」を意味するラテン語が語源と言われています。compassionについて,Fox(1979)は「最も大きなエネルギー源」とし,またPellegrino(1993)は「医療実践に欠くことのできない徳」と述べています。さらにRoach(1992)によると,compassionはケアリングの属性であり「すべての命あるものに対する関係を意識することから生まれ,他者の痛みや障害を感じとり,経験を共有し,他者のために自分自身を費やすことができる存在の質」と定義しています。
 私たちは,このような思いやりの心をもつ看護師を理想とし,患者・家族に対して常に思いやりの心を表現する看護を目指しています。しかし昨今の臨床においては,医療技術の進歩やIT化,在院日数が短縮する一方で,看護師は専門職としての役割,看護の質の向上を期待されていながら,忙しい日々の中で業務をこなすことを優先してしまったり,理想とする看護とのギャップにジレンマを抱える看護師も少なくないと感じています。
 看護倫理教育に関してRoach(1992)は,「ケアをしたいという欲求は,職業として看護を選択する人々に動機づけを与える主要な要因である。問題は,その意味が十分に認識されているか否か,そして教育プログラムがこの動機づけのもとにあるものをうまく引き出せるようにデザインされているかどうかにかかっている」と述べています。近年の我が国の看護基礎教育カリキュラムにおいて「看護倫理」が削除された期間があり,看護倫理教育を受けていない看護師もいることから,看護学生や後輩に対してどのように看護倫理教育をすべきか戸惑いも多いと思います。
 今回の学術集会では,看護師の思いやりの心の意味を講演で再認識し,臨床現場における倫理的問題をシンポジウムで検討し,ひとりひとりの看護師が,本来もっている思いやりの心を表現するための看護倫理について皆さんで考えたいと思います。
 多数の皆様のご参加をお待ち申し上げております。

2018年3月

プログラム

9:20-9:25 オリエンテーション
9:25-9:30 会長挨拶
9:30-10:30 学術集会会長講演
「思いやりの心を表現する看護倫理」
角智美(茨城県立中央病院)
10:40-12:10 一般演題(口演Ⅰ:看護教育)
昼休み
13:10-14:00 一般演題(ポスターⅠ:看護教育,ポスターⅡ:看護師の職場適応/臨床看護)
14:10-15:10 シンポジウム「看護の専門領域における倫理的問題事例と倫理的行動」
シンポジスト
「高齢者看護の立場から」田中和子(わそら街なかステーション)
「終末期看護の立場から」風間郁子(筑波大学附属病院緩和ケアセンター)
「精神看護の立場から」 佐藤りか(東京都立精神保健福祉センター)
15:20-16:35 一般演題(口演Ⅱ:文献研究)
16:35-17:00 総会
17:00-19:00 懇親会

第11回看護教育研究学会学術集会

変革の時代における看護教育-今,改めて学生の主体的学習を支援する-

月日:2017年10月21日(土)9:30-16:30
会場:日本大学文理学部 図書館3階オーバルホール( アクセスキャンパスマップ

リーフレット:pdfファイル
ポスター:pdfファイル

参加費
一般:5,000円(事前申し込み),5,500円(当日)
学生(大学院生を含む):1,000円(受付にて学生証の提示をお願いします。)
※当日受付にてお支払いください。
※非会員の方も参加費のみで聴講可能です。
※会員の方で年会費(5,000円)未納の方は当日受付にてお支払いください。

第11回看護教育研究学会学術集会開催にあたって

学術集会長 藤森 京子(杏林大学医学部付属看護専門学校)

 看護教育研究学会では,「変革の時代における看護教育」をメインテーマに,学術集会を積み上げてきました。今回,看護専門学校の教員として,第11回学術集会長を務めさせていただき,基礎看護教育における学生の主体的について考える機会にしたいと考えております。
 昨年度開催されました第10回学術集会では,サブテーマに「当事者の意思決定への支援を考える」を掲げ,当事者が様々な出来事に対して,自分自身で意思決定し踏み出せる支援のあり方について,事例を通して参加者の皆様と考える機会となりました。  今回の第11回学術集会では,基礎看護教育に立ち返り,「今,改めて学生の主体的学習を支援する」というサブテーマで基礎看護技術の演習場面を通して,今後の基礎看護教育の一助とすることができればと考えています。また,特別講演では,中学・高等学校教育の立場から,「主体的・対話的で深い学びの実践」について,船津三樹男先生に講演していただき,参加者の皆様と学生の主体的学びについて考え,今後の看護教育につなぐことができればと考えています。
 本学会の学術集会では,参加者の皆様がそれぞれ主体的に発言し,参加者全員でテーマについて考えることを大切にしてきました。今年度も,様々な立場から発言していただき,参加者全員で基礎看護教育について考える機会になればと考えております。
 皆様の参加をお待ちしています。

2017年9月

プログラム

9:30-9:45 会長挨拶
9:45-10:45 学術集会会長講演
「今,改めて学生の主体的学習を支援する」
藤森京子(杏林大学医学部付属看護専門学校)
11:00-11:50 一般演題Ⅰ(学生の理解)
昼休み
13:00-14:30 特別講演
「『主体的・対話的で深い学び』の実践」
船津三樹男 (日本大学櫻丘高等学校常勤嘱託/前埼玉県新座市立新座中学校長)
14:40-15:20 一般演題Ⅱ(基礎看護学実習)
15:35-16:25 一般演題Ⅲ(継続教育 他)
16:30-17:00 総会

第10回看護教育研究学会学術集会

変革の時代における看護教育-当事者の意志決定への支援を考える-

月日:2016年10月15日(土)9:30-16:30(受付開始 9:00)
会場: 日本大学文理学部 図書館3階オーバルホール( アクセスキャンパスマップ

リーフレット:pdfファイル
ポスター:pdfファイル

参加費
一般:5,000円(事前申し込み),5,500円(当日)
学生(大学院生を含む):1,000円(受付にて学生証の提示をお願いします。)
※当日受付にてお支払いください。
※非会員の方も参加費のみで聴講可能です。
※会員の方で年会費(5,000円)未納の方は当日受付にてお支払いください。

第10回看護教育研究学会学術集会開催にあたって

学術集会長 野中 美穂(オサムラ訪問看護ステーション 所長)

1. 在宅における意思決定への支援の実際
 訪問看護の現場では,訪問看護の利用者(以下,訪問看護の利用者を「利用者」とする)が生活を営む場に看護師が訪問し,看護サービスを提供します。その訪問は,利用者によって異なるサービス提供時間や環境といった様々な制限がある中で,利用者が安全に,そして安定した生活が営まれるように支援することが求められています。
 在宅生活において,利用者自身が意思決定をしていく場面は多くあります。例えば,医師の指示通りに薬を飲むか否か,水分量を守るか否かなどの病院等でよく指導している内容が含まれます。しかし,利用者は病院などから生活の場に戻ると,利用者なりの理由で指導通りに実施するか否かについて悩みます。安全に且つ安定した生活を営むためには,利用者や家族などが,生活のいろいろな出来事に対する解決策を見出し,自ら意思決定をして,健康や生活面の管理が行えるようにしていく必要があります。今回,訪問看護の実際の事例から,当事者(以下,それぞれの事柄に関係ある全ての人を「当事者」とする)の意思決定への支援について考えてみたいと思います。

2. 意思決定への支援に必要な看護師側の要因
 病院などの施設では,当事者の意思決定の場に看護師が関わり,当事者の意思を聞き出してほしいと期待されています。しかし,実際の関わりにおいて,看護師の一般論的な見方によるモノサシで関わり,看護師の価値観による押し付けになっていないか,当事者の真の意思を聴き出していないのではないか,また医療者側とズレが生じていたらどうするかなど,看護師の経験と実践力による判断力が問われるため,看護師自身も悩むことが多くあります。
 訪問看護の現場は,利用者が生活を営む固有の空間であるとともに,生活スタイルが根付いている場でもあるため,利用者がリラックスしやすく何でも言いやすい場であると考えます。その場に関わる看護師が,何に困り,何を考え関わったのか等について,一人の訪問看護師にインタビューを実施したので,看護師の言葉から,当事者の意思決定に関する看護師側の要因を探り,意思決定への支援のあり方について考えてみたいと思います。

3. 意思決定への支援において必要な看護実践力
 私自身,訪問看護師になる前は,看護系大学の教員として学生に関わってきました。看護学実習の際,学生が受け持ち患者に必要なケアをアセスメントして見出し,そのケアを患者の個別性に合わせて展開するといった流れの中に,学生自身が看護学生としての意思決定をしていきます。
 意思決定を支援する立場である看護学生そして看護師が,当事者自身が意思決定できるよう,看護者としてはどう意思決定していくか,その力を育てることも必要ではないかと思います。今回,訪問看護の事例を通して,利用者だけでなく利用者と関係ある全ての対象を支援する場合など,様々な場面に置き換えて,当事者が決めることができる意思決定支援のあり方について,広く考えることができればと考えています。

プログラム

午前 学術集会会長講演
「当事者の意志決定への支援を考える」
野中 美穂(オサムラ訪問看護ステーション 所長)
午前 一般演題Ⅰ
昼休み
午後 特別講演
「自分で一歩踏み出す支援~関わり方と支援のコツ~臨床教育学の立場から」
東宏行教授(埼玉県立大学保健医療福祉学部共通教育科/埼玉県立大学大学院保健医療福祉研究科)
午後 一般演題Ⅱ
総会

第9回看護教育研究学会学術集会

変革の時代における看護教育-今こそ,看護の原点にもどって看護をつむぐ-

月日:2015年10月10日(土) 9:55~17:30 (受付開始:9:30)
会場:日本大学文理学部 図書館3階オーバルホール( アクセスキャンパスマップ

リーフレット:pdfファイル
ポスター:pdfファイル

第9回看護教育研究学会学術集会開催にあたって

学術集会長 小竹久実子(順天堂大学医療看護学部(兼務 大学院医療看護学研究科)准教授 在宅看護学)

 我が国は,医療制度改革関連2 法が平成18 年6月に成立し,医療保険制度を将来にわたって持続可能なものとするため,アメリカが平均在院日数6.5日に対し,日本は36.4日である点を厚生労働省は指摘し,長期入院の是正があげられ,平均在院日数の短縮化が実施されました(OECD Health Data 2005, 2003年データ)。
 しかしながら先述した政策のもと,病院ではクリティカルパス通りにスケジュールが組まれて10日前後で退院する。そのため患者は,医療機器等を使用する状態で在宅へ戻ることを余儀なくされることもある中で,患者や家族の意向が確認されずに退院する事態となり,患者や家族は不安を抱え,入退院を繰り返すケースもみられます。
 その中で病院の看護師は,患者中心の看護をする必要性はわかっていますが,パス通りに行わざるをえない実態があり,そこで実習をする学生たちは,パス通りに行うことで,アセスメントする必要がなく病院の実習は終了しているおそれがあります。さらに,看護診断が主流になっていることもあり,個別性がみえにくい看護問題でケアが展開され,退院後は在宅で生活をするという視点が具体的にイメージされにくいまま,マニュアル的に実施している状況です。表れている現象から,何故そのようなことが生じているのかを考えて,患者のニーズをとらえ,援助につなげることが重要ですが,奥に潜む事象を捉えようとする観察力が養われにくい環境であり,「看護とは何か」という看護の本質を追究するには限界があります。
 在宅看護の場合は,療養者の生活の場に入り込んで看護を提供するため,療養者や家族の“意向を重視”せずに看護はできないということに気づくチャンスがあります。看護学生が実施したいプランではなく,ケアの対象が望むことを尊重し,対象の思いに寄り添いながら,対象の意思決定を支えた上で,看護を提供する必要性に気づく場面が多く,看護の原点を学べる場となります。
 平成26年から障害者総合支援法が開始され,難病や精神疾患をもつ患者,在宅で療養する小児に対してのサポート体制を強化する動きがありますが,まだ途上の段階であり,シームレスに「ケアをつなぐ」ということがここにおいても大きな課題となっています。
 病院における看護と在宅における看護と他職種との連携をとりながら,一本の糸のようにケアをつむいで,患者や家族が安心して生活できる支援の実際を学生が体験できる実習が必要と思われます。
 病院側と在宅側のそれぞれ抱えている課題や役割は何か,果たして,クリアに役割を分けられるものなのか,“患者や家族の意思決定を支え,在宅での生活を支える看護”を展開するためには,どのようにつないでいけばよいのでしょうか。患者(家族含む)中心の看護とは具体的にどういうことか,患者中心と言いながら,患者不在で家族との面談を行って,あたかも患者に伺った気持ちになって意向を聴いたと思ってはいないでしょうか。今こそ看護の原点に戻って,この時代にあるべき看護とは何かを考えられるよう,ともにみんなで考えましょう。

プログラム

9:55-10:00 会長挨拶
10:00-10:50 学術集会会長講演
「未来へつむぐ在宅看護-Simulated Patients(模擬患者)を導入した授業-」
小竹久実子(順天堂大学 医療看護学部 准教授)
11:00-12:15 一般演題Ⅰ(臨地実習)
昼休み
13:15-14:30 シンポジウム/シンポジスト
「途切れのない看護」倉戸みどり(関東労災病院がん相談支援センター専従)
「学生に伝えたい在宅ケア」柴田滋子(淑徳大学看護学部助教 在宅看護学分野)
「訪問看護師の立場から考える『看護(ケア)をつむぐ』」野中美穂(オサムラ訪問看護ステーション所長)
14:50-15:50 一般演題Ⅱ(学生の学び)
15:55-16:40 一般演題Ⅲ(卒後への教育 他)
16:45-17:30 総会

第8回看護教育研究学会学術集会

変革の時代における看護教育-学生の社会人基礎力を育む-

月日:2014年10月4日(土) 10:00~17:30 (受付開始:9:30)
会場:日本大学文理学部 図書館3階オーバルホール( アクセスキャンパスマップ

リーフレット:pdfファイル

第8回看護教育研究学会学術集会開催にあたって

学術集会長 小池妙子(弘前医療福祉大学 保健学部長 教授)

 従前から「看護師以前の問題」という言葉を耳にする。つまり,看護専門職としての知識,技術に優れていてもそれ以前の事柄が期待に反してできていない,未熟,ということである。では,それ以前の事柄とは何か,一般に人柄,人間性,社会人として常識ある行動などを指す場合が多い。
 ところで現代の若者は少子化,核家族化,情報化社会の中で育ち対人能力不足が大きいといわれている。また,生活体験が乏しく,多様なニーズをもつ看護の対象者にコミュニケーションがうまくとりにくく,それが引き金になり,離職に追い込まれるケースもあるといわれている。昨今,少子化の中,大学数の増加に伴い大学全入時代の到来により,希望すればいずれかの大学に入れる。そのため入学生の学力レベル(計算力,思考力,国語力)の低下が問題となっている。また,学生の基礎学力の低下のみならず本来,家庭で行われてきた筈の基本的マナーが身についていないなど,教師との間のジェネレーションギャップが生じ,しばしば学生をたしなめる,注意するなどの好ましくない状況も生じている。このことは,大学生全体の傾向のみならず看護教育の場面でも問題視されるようになった。
 このため,文科省は大学教育の質を保証するために大学ごと独自に学生の到達目標を定めることを求め,2008年に「学士力」(知識・理解,汎用的技能,態度・志向性,統合的な学習経験と創造的思考力)として例示した。この時期(2009年),人間は青年期になる前の発達過程で人間として身につけるべき能力がある,として経済産業省は河合塾と合同で「社会人基礎力」の重要性を発表した。それによると,社会で働くためには,一個の人間として社会生活を送るための責任感や思いやり,公共心,倫理観,基本的マナー,一般常識・教養などの「人間性・基本的な生活習慣」は全ての活動の基盤となり,その上で,読み書き計算・ITスキルなどの「基礎学力」や仕事に必要な知識・技能などの「専門知識」と「社会人基礎力」が必要である,としている。
 看護師として人間として身につけるべきものは,人間性,基本的な生活習慣(思いやり,公共心,基礎的なマナー,身の回りのことを自分でしっかりとやる 等)をベースに基礎学力,社会人基礎力,専門知識の総合が「職場や地域で活躍する力」になると考える。今回は社会人基礎力の3つの柱のうち,看護師として最も重視されるチームで働く力の中から発信力,情況把握力を看護教育でどう教育していくかについて考えてみたい。
 学会参加の皆様とともに一緒に考え,学んでいきたいと思います。皆様のご参加を歓迎いたします。

プログラム

10:00-10:05 会長挨拶
10:05-10:50 学術集会会長講演
「看護師に求められる能力とは何か」
小池妙子(弘前医療福祉大学 保健学部長 教授)
11:00-12:15 一般演題Ⅰ(授業・実習)
昼休み
13:15-14:25 シンポジウム「社会人基礎力を育てる実践」
シンポジスト:
東亜紀(了徳寺大学健康科学部看護学科准教授)
大川長子(東京都福祉保健財団人材養成部)
梅澤美枝子(東京逓信病院副看護師長)
14:35-15:35 一般演題Ⅱ(継続教育)
15:45-16:30 一般演題Ⅲ(学生)
16:40-17:30 総会

第7回看護教育研究学会学術集会

変革の時代における看護教育-看護の質を高める看護教員の教育力-

月日:2013年10月19日(土) 10:00-17:00
会場: 東京都看護協会 3階研修室
リーフレット:pdfファイル

第7回看護教育研究学会学術集会開催にあたって

学術集会長 大下静香(日本保健医療大学保健医療学部看護学科教授)

 第7回看護教育研究学会学術集会を10月19日(土)に開催致します。
 看護教育研究学会のメインテーマは,2009年からの「変革の時代における看護教育」を引き継ぎまして,今年度は「看護の質を高める看護教員の教育力」と設定致しました。設定理由は,社会から求められる看護力は責任ある高度な知識技術(知恵を使った応用能力)を有し,状況判断ができる人材を重視されています。
 今や社会の要望にこたえる看護力を発揮することのできる時期にあると考えます。しかし,それだけの能力を身につけるには,充実された基礎教育の上に,看護実践を通しての継続教育の確立を必要とします。
 看護基礎教育においては,高等教育化の進展により,看護系大学の設立が急速に進み,平成25年4月現在210校となりました。質の高い人材を育成するには,教育機関の増加は必要と考えますが,教育者の教育が急務です。
 看護職の看護力を高めるためには,看護教育の充実を図り,教育者の教育によるところが大きく看護の専門家として伸ばしていけるものと考えます。
 さて,本学術集会では,看護教育の現状と教育者教育の重要性について講演をさせていただく所存です。看護教育研究学会会員の皆様は,ほとんどの方が教育現場あるいは臨床における指導者の方々と存じます。
 看護教育の現状と教育の重要性について,皆様と共に論議できれば多少ともこれからの教育の方向性が明確になっていくものと思います。
 人を育てる教育に視点を当て,教育の原点に返り,教育について考える内容として,「教育講演」を中心におきました。
 研究発表は,10題ですが,会員の皆様と討論する時間を多くし,皆で考えていければと計画しました。
 皆様との交流の時間を多くとり,看護教員や臨床指導者の皆様と共に力量を磨き,人を育て,看護の質を向上させて下さることを願っています。
 皆様の多数のご参加をお待ち申しております。

プログラム

10:00-10:10 会長挨拶
10:10-11:15 学術集会会長講演
「看護教員に求められる教育の力」
大下静香(日本保健医療大学保健医療学部看護学科教授)
11:15-12:20 教育講演
「学ぶ意欲とやる気を育てる」
小林彰彦(日本保健医療大学客員教授)
昼休み
13:20-14:50 一般演題Ⅰ
15:00-16:20 一般演題Ⅱ
16:30-17:00 総会

第6回看護教育研究学会学術集会

変革の時代における看護教育-看護を伝える看護学実習-

月日: 2012年10月27日(土) 10:00-17:00
会場: 東京都看護協会 3階研修室
リーフレット:pdfファイル

第6回看護教育研究学会学術集会開催にあたって

学術集会長 森 千鶴(筑波大学大学院人間総合科学研究科看護科学専攻教授)

 第6回の学術集会のメインテーマは,第3回からのメインテーマを踏襲し,「変革の時代における看護教育」としています。またサブテーマを「看護を伝える看護学実習」としました。これは,看護が実践の科学であり,看護基礎教育にとって看護学実習が重要な科目であると考えたためです。看護学実習は,学内での講義と演習で得た知識と技術を統合し,現実の看護場面で対象者に看護を実践するという高度な能力を必要としています。しかし,近年学生のコミュニケーション力の低下や,在院日数の減少,医療の高度化,電子カルテ化や個人情報保護などの影響等により,対象者を受け持って看護過程を展開することが困難であるという報告もされるようになってきました。一方では,新人看護師がリアリティショックから離職する割合が多いことが指摘され,統合実習が保健師助産師看護師学校養成所指定規則で必修科目となりました。
 このように医療や学生の状況が変化する中で,看護学実習はどのように考えて行くべきなのか,今回の学術集会で皆さんと一緒に考えたいと思います。
 そこで私は,学生の資質の変化の一側面として,友人関係,教員との関係を含め,看護学実習でコミュニケーションがうまくいかない学生について考えたいと思いました。日常のコミュニケーションがうまくいかないとはいっても,携帯電話やインターネットを使用してコミュニケーションは行えているように思います。またインターネットゲームなどを通じて,見ず知らずの人とのコミュニケーションも巧みに行っています。このような学生をネット世代の学生ととらえ,看護の神髄や看護の面白さを伝えていくために,看護教員は看護教育方法を工夫する必要があるのではないかと考えました。そこで私は「ネット世代の学生に看護を伝える」ということをテーマに講演をさせていただくことにしました。
 またシンポジウムとして,看護専門学校,大学の教員の立場から,あるいは臨床指導者の立場から,さらに新人を多く受けている卒後教育の立場から「看護を実感できる実習指導」について提案をしていただくことにしました。さらに,一般演題においても看護を実感するための提案が盛り込まれています。
 一人でも多くの会員の皆様と意見交換をし,充実した学術集会としていきたいと考えております。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

プログラム

10:00-10:10 会長挨拶
10:10-10:50 学術集会会長講演
「ネット世代の学生に看護を伝える」
森千鶴(筑波大学大学院人間総合科学研究科看護科学専攻教授)
11:00-12:20 一般演題Ⅰ
昼休み
13:20-14:50 シンポジウム
「看護が実感できる実習指導」
座長:小池妙子(弘前医療福祉大学 看護学科教授)
15:00-16:20 一般演題Ⅱ
16:30-17:00 総会

第5回看護教育研究学会学術集会

変革の時代における看護教育-育み 磨く EBN-

月日: 2011年10月29日(土)
会場: 東京都看護協会  2階サークル室

プログラム

学術集会長講演 「育み 磨く EBN」
中村恵子(中京学院大学看護学部看護学科教授)
教育講演 「看護に必要な物理学的思考を育てる」
佐藤和艮(元愛知県立看護大学教授 )

第4回看護教育研究学会学術集会

変革の時代における看護教育

月日:2010年10月2日(土)
会場: 東京都看護協会 3階研修室
リーフレット:pdfファイル

プログラム

学術集会長講演 「新人教育のシステムづくりの現状」
正藤倫音(東京逓信病院)
シンポジウム 「継続教育の現状と課題」
シンポジスト
「行政の立場から」洪 愛子(日本看護協会)
「臨床の立場から」荒木芳枝(都立広尾病院)
「教育の立場から」西脇美春(日本保健医療大学)

第3回看護教育研究学会学術集会

変革の時代における看護教育

月日:2009年10月3日(土)
会場: 東京都看護協会 3階研修室

第3回看護教育研究学会学術集会開催にあたって

学術集会長 山本君子(東京医科大学専門学校)

 最近,メキシコ産新型インフルエンザが日本の人々の健康を脅かしています。感染症の流行は,私たち看護専門職者に「人々の健康を支えるために何が出来るのか」を真摯に考える機会が与えられています。今や,人々の健康や環境汚染等保健医療看護を地球規模で考える必要性が示唆されています。
 看護をめぐる環境は,急速な少子高齢化の進展,医療技術の進歩,在院日数の短縮,医師不足,看護師不足等大きく変化しています。
 このような,環境の変化に対応できる質の高い看護師を育成するために,変革の一環として,平成9年の改正から10年以上が経過した今年度平成21年度に新たなカリキュラムがスタートしました。新たなカリキュラムでは,総単位95から97へ,総時間2895時間から3000時間となりました。また,これまでの「専門分野」から「専門分野Ⅰ・Ⅱ・統合分野」に分けられ,統合分野には,在宅・安全・災害・国際・管理などが含まれることになりました。統合分野では,臨床実践に近い形で知識・技術を統合することが必要になっています。新たなカリキュラム改正の最大のポイントは,“看護実践力を強化”することにあります。看護実践能力とは,知識だけでなく,対象に合わせて個別的に,状況に応じて看護を提供できることにあります。つまり,社会にどのような問題が起きても対応できる質の高い看護専門職者の育成が求められているといえます。
 看護教育研究学会は,今年で第3回を迎えることができました。本学会は,講演,研究発表をとおして,看護教育研究において教育と臨床の場からお互いの意見交換し,看護の教育観を高め,実践の場での活用を図っています。
 今年度のテーマは,「変革の時代における看護教育」としました。臨床では,在院日数の短縮により病院から在宅への継続看護が叫ばれ,社会資源の活用などが必要であると考えます。継続看護について,シンポジストとして在宅で看取った家族の視点から,病院看護師長の臨床の視点から,看護大学教授の教育の視点からご講演を頂きます。
 現代の多様なニーズに応えられる看護専門職者の教育について参加者の皆様と情報交換・ディスカッションし,充実した学術集会になるものと願っております。
 開催にあたり快くご承諾いただきましたシンポジストの皆様,研究発表の方々,各地から多くの皆様のご参加,会の準備にご尽力頂きました方々に感謝申し上げます。

プログラム

学術集会長講演 「教育活動における倫理的問題」
山本君子(東京医科大学専門学校)
シンポジウム 「継続看護について」
シンポジスト
「在宅で看取った家族の立場から」諸橋てる
「臨床の立場から」甲斐頼子
「教育の立場から」大森武子

第2回看護教育研究学会学術集会

現代が求める看護専門職の教育-看護基礎教育と現任教育の統合-

月日:2008年10月4日(土)
会場:キャンパス・イノベーションセンター東京 5階 リエゾンコーナー

第2回看護教育研究学会学術集会開催にあたって

学術集会長 五十嵐愛子(新潟青陵大学)

 看護は対象である人間とその健康状態の理解は基本であり,さらに人間を取り巻く現代社会の諸問題や自然環境の変化等を学習することも重要であります。また,医師不足,看護師不足,ベッド不足などの医療現場の格差や情報化に対応していく能力を養うことも必要であります。このような現代ではどんな問題にも対応できる質の高い看護師が求められているといえます。
 質の高い看護専門職者を育てるためには実践からの学びと理論を統合し,物事の省察・判断できる能力を養う教育が必要であると考えます。特別講演では新潟医療福祉大学の本間千代子先生による「PBLテュートリアル教育の実践とその成果」というテーマで自律した専門職を養う教育システムについて講演していただきます。
 現代の多様なニーズに応えられる看護専門職者の教育について情報交換・ディスカッションできることを楽しみにしております。

プログラム

9:50-10:00 会長挨拶
10:00-11:00 学術集会会長講演
「当事者参加型の授業効果-当事者の“語り”を導入した薬物依存症対策の授業評価から-」
五十嵐愛子(新潟青陵大学)
11:10-12:30 特別講演
「PBLチュートリアル教育の実践とその成果」
本間千代子(新潟医療福祉大学)
昼休み
13:30-16:00 演題発表
16:00-16:30 総会